kurangmanis’s blog

大好きなマレーシアのこと、水彩画のこと、ゆるーりと書いていきます

青空文庫で出逢った本

ゴールデンウイーク明けぐらいだったかな〜

最寄駅前で、青空文庫をやっていた。。。

急いでいたので、気になりながら、そのまま電車乗って、

夕方。。。ラッキーなことにまだやっていた。。。

何冊か、置かれていて目に入ったのが、いわさきちひろさんの絵。。。

大好きなちひろさんの絵が表紙の本。。。

だいぶ古い本で、松本義明・文と書かれていた

少しめくって、見ていると、どうやら、本は、寄贈されたものばかりで

気に入ったら持って帰っていいらしい。

メッセージを書くハート型の付箋を渡されて、何でも、好きなこと書いてくださいと

言われた。。。

なんて書いたか忘れてしまいましたが、書いたものは、コルクボードに貼った。

すでにたくさんの人のメッセージが寄せられていた💓

実験的にこういう企画をされているとのこと。。。

人工芝の上にクッションとかが散りばめられていて、そこで渡されていたアンケート用紙に

簡単に記入した。

なんと、またアンケートのお礼に好きなジュースをと言われて、もう

本だけで嬉しさいっぱいだった私は、断ってしまった。。。

 

ほんと、その出来事の1週間ほど前に新聞で、移動古書店「ブルーバードブックス」で

ほんの魅力を運ぶという記事を読んだところだった。

そのかたは、40歳を前に、会社が閉業し、離婚も重なり、二人の子供とも離ればなれにならなくてはならない苦しい時があり、その時、ふと手に取った本の言葉に救われたそうだ

本好きだったお子さんたちに自分の気持ちを伝えるために本を選んで贈るようになられたと

そして、本を探すことが、自分をもっと新しい世界へと導いていった。。。

そして、移動書店を開かれたそうだ。

「本は、今の私にとって、幸せを運ぶ青い鳥。お客さんにも、そんな1冊と出会ってほしい」

と記事は、締めくくられていた。私は、この記事を読んでる途中で、大泣きしてしまっていた

 

 

 

家に着いて、その日、二人で歩んだ日々ー「思い出のちひろ」を読んだ。。。

松本義明さんが、ちひろさんとの出逢いから、一緒に過ごされた時間を愛おしく書かれた

ものでした。画家としてのちひろさんだけでなく、私の知らなかった一度目の結婚のことや

平和を願い、息子さんの猛さんを連れてのデモへの参加など。。。強い女性であられたことも

とても、伝わってきました。。。

1988年に書かれたものです。

 

たまたまこの日、この本に出逢えた私は、幸せでした💓

 

 

今日もありがとう💓