今週のお題「夏野菜」
西瓜は、果物ってイメージがありますが、野菜なんですね。好きな夏野菜は、
ずばり、西瓜です。。。
幼い頃は、母が大きなスイカ1玉を夏になると、週に3、4回は買ってきてくれて
連日のように食べていた記憶があります。私たち子供は、買ってきてくれた西瓜を
すぐお風呂場に持っていき、大きなたらいに水を張ってその中に入れて、
ちょろちょろとお水をしばらく出して冷やすのが常でした。
お昼ご飯の後か晩御飯の後に、西瓜を台所に持ってきて、まな板の上に置きます。
私たち姉妹は、母がそれをスパッと真っ二つに切るのを目を大きく見開いて、息を呑みながら
見守っていました。そしてまず、半分をまた、まな板に乗せ直して、それを大体8当分に
切ってくれました。切って間髪おかず、私たち4人は、私これ!、私これ!って大きいのを
取ろうと大はしゃぎでした。ひと口かぶりつくと、じゅわ〜っと甘い汁がお口の中に広がって
さらにお口の周りも西瓜の赤い色だらけにして、無心で食べてました!
なんで、あんなに美味しかったのかな〜みんなでワイワイ言いながら、食べた食後の
デザート。。。懐かしい思い出です。
そして、スイカと言えば、思い出すのは、ある日、小学校1年くらいの時に、母と一緒に
おつかいに行き、おおきなスイカ1玉を持って家にむかっていました。
もう家まで3分というところで、小さな浅瀬の川にそのスイカが、ビニール紐でできた入れ物からスルッと抜け落ちてゴロンとその川の中に落ちてしまったんです。そしてその勢いで
真っ二つにヒビが入ってしまって。。。取ることも出来ず、一瞬の出来事に、驚きと
ショックでいっぱいになったのを昨日のことのように覚えています。諦めるしかないねって
明るく母に言われ、納得して家に帰りました。それから、しばらく、通学路であった
スイカが落ちた場所を通るたびに胸が痛みました。
もうひとつの思い出は、スイカ割りです。小学校の頃、夏休みに日本海の若狭湾や竹野に
海水浴にいとこ家族とよく行きました。その時、必ず、砂浜でみんなでスイカ割りをしました。おじさんも子供たちもとても盛り上がって、竹刀で叩く前に目隠ししてクルクル回されてから西瓜のところに行くのだけれど、不思議なもので、絶対違う方向にみんな行ってしまって
そして、そこそこって言われて、自信満々で竹刀を振り下ろすと、思い切り、砂浜の上を叩いてる。みんなでそれを笑って、大はしゃぎになって。。。大人も子供に帰って、本当に
楽しいひとときでした。そこで食べる西瓜は、海に注ぐお日様の光で温められていて、
生ぬるいのだけど、それが、また美味しく感じて幸せでした。
それが、私にとっての大切な西瓜の思い出たちです。
今日もありがとう🩷